早期退職応募者には会社が用意した再就職支援会社での支援が2年間受けられます。費用は会社持ちなので退職者の負担は無し。再就職支援は退職後から受けられるのですが在職中から事前のキャリア相談を用意してくれているので受けてきました。
R社での事前キャリア相談
再就職支援会社は大手2社のR社とP社の中から退職後に申し込むのですが事前キャリア相談は両社から受けられますので最寄りの支店で予約。まずはR社から行ってきました。
面談してくれたのは私よりも年上で穏やかな印象の方でした。早期退職を考えているとの認識を再確認したあと、理由として以下を答えました。
1.通勤時間が長いこと。電車で2時間、ドア to ドアだと2時間半、往復で5時間
2.今年、子供が就職したので教育費がなくなったこと。住宅ローンも後2年なので残債も僅かなこと
3.今年、役職定年となり年収が25%下がること、現職では60歳で雇用延長すると給料が半分以下になること、65歳以降の雇用は見込めないこと。
今後の働き方についての希望は体を酷使することなく長く働きたい。希望では70歳までは現役でいたいとの希望があります。そう考えると3.の理由が一番大きい。
大手の会社はどこも同じ
カウンセラ-曰く、60歳での給与の大幅下げと65歳以降の雇用無しは大手の会社はどこも同じとのこと。大手の会社は社員の年齢構成が逆ピラミッドになっているので50代以降の条件は非常に厳しいと。
中小では60歳での賃金下げは少なく(中小でそういうことをすると人が集まらない)65歳以降の就業も可能なところがあるとのこと。中小の人で不足は深刻見たい。
希望年収を聞かれたので550万円位と答え、『この年でも(56歳)でも550万円で行けますか?』ると『ありますよ』との回答。550万円だと現職から年収は大きく下がるのですが現職で65歳まで勤めた時の総収入と、早期退職の一時金+65歳までの総収入と比較してもらえれば良いと思いますとのこと。
再就職までの期間は
再就職活動の進め方によるところが大きいとのこと。慎重な人は1社を徹底的に調べて応募、結果がでてから次の会社を調べる というスタイルに対し、気になる会社をピックアップし同時進行して進める人では同じようなスキル、年齢の人でも後者の方が圧倒的に早く決まるとのこと。
私の性格的に前者になりがちですが再就職活動においては後者のスタイルで行こうと思います。
段階的に就業時間を減らしていく方が健康的かも
何歳まで働くかを考えた時、70歳までと考えているのですが70歳になって一気にゼロにするよりも数年かけて段階的に下げていった方が健康的に過ごせる方が多いですよカウンセラーの方が言っていました。体力的なもの、認知症予防的なものも含めての事です。私の場合だと65歳以降、5年かけて減らしていく感じでしょうか?もちろん、その時の状況によるのですが。
雑談含め、R社では1時間ほどのキャリア相談を行いP社へと移動しました。
P社での事前キャリア相談
続いてP社へ。P社では50歳くらいの方が面談してくれたのですが目がぎらついていてちょっと苦手なタイプ。一目でこの人とは合わないなと感じました。
実際、話を進めても希望年収を聞いても『会社によります。』。長く働きたいので60歳以降の賃金の下落がについて聞いてみても『会社によります。』
そりゃ、そうでしょうよ。そういう一般的な回答を聞きたいんじゃないんだけど・・・
話も弾まないので面談時間を20分で切り上げ、早々と帰宅。キャリア相談で面談した方が申し込んだ後の担当になるのではないけど、R社に申し込もうと決めました。
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